カロリンスカ研究所での学び

桂 嘉寿

医学部医学科第3学年(渡航当時)

渡航情報

国名

スウェーデン

大学名(機関名)

カロリンスカ研究所

渡航期間

2025年8月19日~9月10日

費用総額

約50万円

補助金

あり(滋賀医学国際協力会 海外渡航助成20万円)

謝辞

公益財団法人 滋賀医学国際協力会

今回の留学で資金面を援助していただきました滋賀医学国際協力会様に御礼申し上げます。

—— 海外へ行こうと思ったきっかけは?

 まだ、海外に一度も行ったことなく、海外に行く機会があまりなかったのですが、海外研究室の紹介文に興味を持ったことが大きな理由の一つです。

—— どうしてこの国を選びましたか?

 研究室の紹介文を読んで興味を持ったことと、スウェーデンのカロリンスカ研究所には、ノーベル賞を決定するノーベル会議が設置されていたり、ノーベル博物館があったりするので、この国を選びました。

—— 留学準備の中で特に気を付けたことは?

 留学準備の中で特に注意したのは、初海外ということもあり、支払いができるようにクレジットカードを3枚(VISA、Mastercard)作り、小さなバッグに入れ、盗難防止のために常に体の前に持っていたということです。他には、紛失した時のために、パスポートや航空券のコピーを複数枚違う箇所に携帯するようにしました。また、気候の違いに注意し、衣服を持っていくように気をつけました。

—— 海外で具体的に何をしましたか?(研修内容)

 全梨花先生に同行する形で、新生児低酸素性虚血性脳症(HIE)マウスを用いた実験を見学しました。また、HIEモデルマウスの作成方法やマウスの現地での取り扱い方を見学し学習しました。そして、行動評価実験であるRota-rod testを見学し、得たデータの分析を行いました。加えて、HIEマウスの灌流固定と脳の取り出し、TTC染色を見学、実施しました。その後、TTC染色を用いて、脳の海馬と線条体の委縮率を評価しました。このように、HIEモデルマウスに関する研究を学ぶとともに、下の写真のように、グループミーティングで同じ部門の研究者と意見交換しました。

—— 海外で具体的に何をしましたか?(研修以外)

 休みの日には、スウェーデンの街並みを見るために観光地を巡ったり、ノーベル博物館に行ったり、フェリーに乗ったりしていました。また、スウェーデンの名物料理でもある、ザリガニやミートボールなどを頂き、楽しい生活を送ることができました。また、自然が豊かなので、寒中水泳したり、ランニングしたりして過ごしていました。

—— 海外へ渡航したことで、得たものはありますか?

 海外にいくことで、日本での「あたりまえ」があたりまえじゃないことに気がつきます。日本の研究施設と海外の施設でのルールや設備の違いに驚き、研究者との交流で新たな視点を獲得することができました。また、働き方が柔軟であり、私生活をしっかりと充実させる働き方が浸透していて、日本もそのようになればいいなと感じました。

—— 今後、海外へ行きたいと思っている学生さんへメッセージをお願いします!

 海外留学は、人生経験としてとても有意義なものになると思います!ぜひ、挑戦してみてください!