
アドリア海で見つけたこと
細川 優里恵
医学部医学科第3学年(渡航当時)
渡航情報
国名
クロアチア
大学名(機関名)
スプリト大学
渡航期間
2025年8月25日~9月12日
費用総額
約35万円
補助金
あり(滋賀医学国際協力会 海外渡航助成20万円)
謝辞
公益財団法人 滋賀医学国際協力会
今回の留学で資金面を援助していただきました滋賀医学国際協力会様に御礼申し上げます。
—— 海外へ行こうと思ったきっかけは?
日本と歴史・文化・人々を取り巻く環境が大きく異なる場所で研修を行うことで、異文化を理解し、多様な価値観を尊重する姿勢を培いたいと思ったからです。また、大学在学中に海外留学を経験し、英語学習がしたいという思いがありました。
—— どうしてこの国を選びましたか?
上記の理由から、日本から離れた場所で学びたいと思いました。私が興味を持っている腎臓に関する研究が行われている点に加えて、英語が使用される環境である点、治安が良く綺麗な街並みがある点に魅力を感じたため、クロアチアを選択しました。
—— 留学準備の中で特に気を付けたことは?
英会話や腎臓について学習を深めました。
—— 海外で具体的に何をしましたか?(研修内容)
スプリト大学の教授の研究室ではDab1欠損マウスの腎臓の解剖学的な解析のお手伝いをさせていただきました。組織切片の作成とその切片の免疫染色をご指導いただきました。またスプリト大学から車で20分ほどの場所にある地中海生命研究所で開催されていたサマースクールに参加させていただきました。個別化医療のための生命情報科学について学びました。実際にゲノムのデータ解析をしたり、次世代シーケンシングの実践をしたりしました。同じサマースクールに参加されていた方々とも交流を深めることができました。病院見学もしました。腎臓内科を案内していただきました。透析について理解を深めることができ、実際に血液透析患者と腹膜透析患者の両方にもお会いすることができました。その他クロアチアでの医療問題についてもお聞きし、医療について改めて考えさせられる良いきっかけとなりました。


—— 海外で具体的に何をしましたか?(研修以外)
平日はスプリトの市街地を観光したり、大学の近くにビーチがあるため泳いだりして過ごしました。研究室の先生に地元の街を案内していただく機会もありました。休日は世界遺産のドブロブニク旧市街やプリトヴィツェ国立公園、古都トロギールに訪れました。




—— 海外へ渡航したことで、得たものはありますか?
世界には多様な価値観や文化があり、クロアチアと日本では働き方や人との関わり方、考え方などに違いがあることを、日常や見学を通して実感しました。一方で、医療が国民にとって重要であり、患者と医療従事者の信頼関係の上に成り立っている点は共通していることも感じました。語学の面ではヨーロッパの人々の高い英語力に刺激を受け、自身の学習意欲が高まりました。
—— 今後、海外へ行きたいと思っている学生さんへメッセージをお願いします!
医療の知識や英語力だけではなく、言葉では表しきれない多くの学びを得ることができたので、もし興味があるのであれば、是非海外で様々なことを学ぶ経験をして欲しいと思います。